2017年07月25日(火)

Q.歯周病について、最新の知識を教えてください。

 

A.歯周病菌には大人になってから感染すること、たくさんある歯周病菌の中で極悪の菌があることがわかってきました。

 

歯を失う原因の4割を占める歯周病ですが、先日の勉強会で歯周病について最新の興味深い話を聞きました。

 

①歯周病菌には大人になってから感染する

歯周病菌の検査をすると、子どもの保有率は「ほぼゼロ」に対し、大人は多くの人が持っているということから、歯周病菌は大人になってから感染するということが、研究者の中では共通の認識になっているようです。

 

②超極悪歯周病菌を「パンチパーマ型」と命名

歯周病菌の種類はたくさんありますが、その中でも極悪菌が特定されたというのです。
超極悪歯周病菌「Pg2型」は、顕微鏡で見ると菌の周りにくせ毛みたいな繊毛がついているために、研究者の先生が「パンチパーマ型」命名したそうです。
この「パンチパーマ型」歯周病菌を保有している患者さんの約4割が歯周病を発症しているというのです。

 

 

歯周病菌に感染したからといって、すぐに発症して歯を失うわけではありません。
しかし、歯周病菌は空気のない歯周ポケットの奥の環境で増殖するために、歯ブラシだけでは十分予防することができません。
歯科医院で定期的なメインテナンスを受けることで、菌の量が増えることはなく、確実に予防ができます。
歯茎の出血などが気になる方は、歯周病菌が増殖している可能性があります。
歯科医院で早めに診療を受けることをお勧めいたします。

 

img_20170725002.jpg