近ごろは、子どもだけでなく大人も矯正治療を受ける方が増えてきました。
目立ちにくい矯正装置として、マウスピース矯正を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、矯正治療はご自身の歯を動かす、大きな歯科治療です。
軽率にはじめてしまうと、失敗につながるかもしれません。

そこで今回は、マウスピース矯正のメリット・デメリットについて解説します。
マウスピース矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正とは？

マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを歯に装着して、少しずつ歯並びや噛み合わせを整える矯正治療のことです。

近ごろは、目立ちにくいなどのメリットから希望する方が増え、主流になりつつあります。

マウスピース矯正のメリット4つ

自分で取り外しできる

従来の矯正装置のように、固定式ではないので、いつでも自分で取り外せます。
大切なイベントや商談など、一時的に取り外して対応することが可能です。

透明の装置が目立ちにくい

透明度の高い医療用プラスチックで作成されるため、日中に装着していてもほとんど目立ちません。

矯正治療の見た目がネックとなり、治療に踏み出せずにいた方でもチャレンジしやすい装置といえるでしょう。

少ない痛みで治療を続けられる

個人差はありますが、ワイヤー矯正と比べるとマウスピース装着時の違和感や歯を動かすときの痛みが少ない治療です。

耐えられない痛みを感じたときも、一時的に取り外して対応できるため、痛みに敏感な方も安心でしょう。

治療後の歯並びをシミュレーションで確認できる

マウスピース矯正は、専用ソフトを用いて治療計画を作成します。
そのため、治療にかかる期間・歯の動き・完了後の歯並びを、治療開始前にシミュレーターで確認できます。

長期にわたる矯正治療のイメージがしやすいことも、メリットのひとつといえるでしょう。

マウスピース矯正のデメリット3つ

適用できる症例が限られている

重度に乱れた歯並びや骨格に異常のある歯並びは、マウスピース矯正が適用されません。

その場合は、ワイヤー矯正と併用を提案されたり、すべての工程をワイヤー矯正で行うことを勧められるでしょう。

自己管理ができないと治療が進まない

マウスピース矯正は、1日の装着時間が決まっています。基本的に、食事と歯磨き以外の時間は装着しているイメージです。

装着時間が短いと歯が動かず、思うような仕上がりにならないことがあるため、徹底した自己管理が欠かせません。

歯科医師によって治療の質に差がある

専用ソフトが治療計画を作成するものの、最終的な微調整は歯科医師の手にゆだねられます。

経験の少ない歯科医師は専用ソフトが作成した治療計画を鵜呑みにしてしまうことがあり、ライフスタイルなどを考慮した治療が受けられないかもしれません。

マウスピース矯正が向いている人の特徴

マウスピース矯正には、向き・不向きな症例があります。
そのため、マウスピース矯正での治療を希望しても、他の治療を勧められることもあるでしょう。

マウスピース矯正が向いているのは、次のような特徴の方です。

• 軽度な乱れの歯並び・噛み合わせ
• 抜歯をしなくてもいいケース
• 徹底した自己管理ができる

ただし、歯科医師の判断によっては、他院で難しいと診断されたケースでも、マウスピース矯正を受けられることもあります。

自分がマウスピース矯正に向いているのかどうか気になる方は、まずは歯科医院でカウンセリングを受けてみましょう。

もう口元の印象で悩まない！マウスピース矯正でこっそり歯並びを整えよう！

マウスピース矯正はメリットの多い治療法ですが、いくつかのデメリットが存在することを解説しました。
マウスピース矯正が向いている方は、目立たない装置でこっそり治療をはじめてみましょう。

当院では、一人ひとりに最適な治療方法を提案しています。
納得できるまで丁寧に説明を行っているので、矯正方法でお悩みの方、マウスピース矯正について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

歯のお悩み・お口のトラブルはありませんか？
小郡市の「小郡さくら歯科」では、一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。
分かりやすいカウンセリングを徹底しているので、お口のお悩みやお困りごとがある方は、お気軽にご相談くださいませ。

■医院紹介

【医院名】小郡さくら歯科

【アクセス】〒838-0106　福岡県小群市三沢4847-15

【診療時間】月～土　9:00～13:00、14:00～18:00
※土曜木・日・祝休診、土曜日は9:00～14:30

【ご予約】0942-75-1175